こんにちは♪Mamiです。
メガネは目が悪いからかけるだけではなく、
お洒落でかける人も多いと思います。
自分に合った素敵なメガネを
発見出来たらシアワセですよね。
10月2日(火)に放送された
フジテレビ系『セブンルール』で、
誰にでも似合うメガネを作る
メガネ職人さんが密着されていました。
とても興味深かったのでご紹介しますね~。
メガネ職人 川谷 萌
一歩店に入るとバーカウンターにメガネが並ぶ、
そんな不思議な店内にある工房で働く
メガネ職人 川谷 萌さん。
製造の自動化や職人の高齢化により
メガネ職人の数が減り続ける中
彼女がこの業界に入ったのが、
わずか2年前の34歳の時。
2017年に選考基準の厳しい、
トヨタ自動車レクサスのプロジェクト
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017に
兵庫県代表の職人で選ばれました。
トヨタレクサスのサポートのもと、
廃盤のレコードを貼り合わせ削り出した
新素材メガネを開発したそうです。
職人歴2年にして、
その斬新なデザインや高い技術が
評価され注目を集めています。
プロフィール
- 川谷 萌(かわたに もえ)
- 1982年7月14日生まれ
- 36歳 (2018年10月現在)
- 兵庫県神戸市 出身
- 2005年 京都産業大学法学部卒業
- メガネ職人
メガネとは何も関係のない
人生だったようですが、
学生時代にファッションで
初めて買ったメガネがきっかけで、
その魅力にハマったんだとか。
自分がタレ目なのを気にしていて、
その時買ったつりあがっているようなメガネが
気分的にもキリっとさせてくれたんだそうです。
大学卒業後の2005年から
10年間メガネの販売店で販売員を経験。
10年間務めた頃当時の上司、
現オーナーの比嘉大輔さんが独立。
新しいお店でメガネ職人を探していた時、
彼女が手を挙げました。
販売を長くしているうちに、
いつしか自分でメガネを作りたいと
強く想うようになり、
2015年33歳の頃、
メガネフレーム国内シェア96%を誇る
「眼鏡の町」福井県鯖江市の
メガネ職人 雨田大輔さんのもとで
1年間修業したそうです。
目標を見失いかけた時は…
作りたいという強い気持ちだけで
弟子入りをしたけれど
やっぱり、そんなにあまいものではなくて。
自分は本当に出来るのか…
そういう気持ちの葛藤があったそうです。
自分1人で作り続けていると、
自分が目指している所はどこなのか
職人としての目標を
見失いそうになることもあるみたいですが、
悩んだ時には師匠のメガネを手に取るんだとか。
「まだここまで自分は綺麗に出来ないから、
ここまでは出来ないといけない!」
と思い出させてもらえるそうですよ。
川谷さんの強いこだわり
一般的なメガネ製造は、
①テンプル切削
②バフ研磨
③組み立て
の分業制が普通です。
でも彼女は様々な機械を使いこなして、
磨きから組み立てまで全ての工程を1人で行います。
基本的にはオーダーメイドで作っているので
お客様に対して、
「私が最後まで作ります。責任を持って作ります!」
と言える方がいいと。
分業だとお客様の意向が届きにくいので、
直接聞き入れて
ここで完結させたかったからなんだそうです。
そして、実際にお客様が
かけたイメージを膨らませられるように
メガネをかける人の写真を見ながら作る
ようにしているんですって。
1日中メガネと向き合って
ほとんど休憩も取らない川谷さん。
キリが良いところで
やっと休憩に入ったと思ったら、
昼食は味わうことなく速やかに済ませていました。
しかも昼食はおかずだけ!
これは集中力を切らさないためだそうです。
お米を食べ過ぎたら眠くなって、
動きが鈍くなる気がするからと。
結婚したお相手は?
2年前から同棲していた、
革小物を作っている石本啓二さんと
2018年7月14日、
川谷さんのお誕生日に入籍したそうです。
出会いは川谷さんのメガネケースを
作ってもらう時の打ち合わせだとか。
ジャンルは違いますが同じ職人同士なので
モノ作りに対して
ちょっと厳しく指摘されることもあるみたい。
腹が立ってもモノ作りでは先輩の旦那様なので、
助言は素直に聞くようにしているそうですよ。
まとめ
「メガネで人を笑顔にしたい。」
「かけることによって
少しでも気持ちが上がってもらえたら嬉しい。」
常に相手のことを想い、
世界で1つのメガネを心を込めて作る川谷萌さん。
人柄もお仕事も本当に素敵だなぁ…と思いました。
次回のブログでは、
川谷さんが働いているお店をご紹介しますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、また。
明日も小さなシアワセ、みつけられますように…
レコードの溝が残って模様になっている、
とっても素敵なメガネだよ。